ユーザー様:パーキンエルマー合同会社 【PerkinElmer Japan G.K.】
2011年3月に発生した東日本大震災で、弊社のユーザー様の実験室で150Kgの原子吸収分析装置が床に落下しました。幸いにも装置は無事でしたが、床に穴があき、一つ間違えれば大ケガの可能性もありました。また80cm以上の避難経路が落下により確保できず、逃げ遅れる可能性もありました。このような教訓から弊社では装置の地震対策を行っています。
自社ラボ内の検査設備の転倒防止対策を穴を開けずに対策したい。
移動させる可能性もあるので、取外して再設置ができるものが良い。
プロセブンの提案
ある程度重量のある設備の為、剛性の高い金具式の耐震製品での対策を提案しました。装置にも作業台にも穴をあけずに耐震マットで固定するだけですが、震度7の揺れでも転倒することがありません。
対策製品:MSTL-BG
プロセブンの提案
重量のある設備の為、剛性の高いSUS製金具の対策を提案しました。こちらの製品も穴を開けずに固定できます。
対策製品:NSD502R-S-BG
プロセブンの提案
装置は固定できましたが、実験台が転倒するのを防ぐため、実験台も床に固定します。両脇に4セットづつ、計8セット使用。
*製品セット内容:4セット/パッケージ
対策製品:LB-N1058L
お客様の声
装置にも実験台にも穴を開けずジェルの密着式固定方式を採用しました。地震対策は必要だけど装置や床に穴をあけるのを躊躇されている方にお勧めです。100Kgを超えるICP質量分析装置やICP発光分析装置などが地震によって転倒すると避難経路が確保できなくなることや大きなケガに繋がることを未然に防ぐことができます。
パーキンエルマー社は、85年以上にわたり、世界中の研究者と連携し、科学の進歩と発展を支える使命を果たしてきました。革新への飽くなき追及、献身的な取り組み、そしてお客様、グローバルコミュニティ、さらにチームへの揺るぎない信念を原動力に、これからも科学の力を通じて、より良い未来の創造に貢献してまいります。