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耐荷重と耐震荷重の違いとは?― 安全設計に欠かせない2つの指標 ―

家具や機器、設備を設置する際によく耳にする「耐荷重」と「耐震荷重」。
どちらも“重さに耐える”という点では共通していますが、実は意味するものが大きく異なります。安全な設置や地震対策を考える上で、この違いを正しく理解することが大切です。

耐荷重とは

**耐荷重(Static Load Capacity)**とは、
静止した状態で、どの程度の重さまで支えられるか」を示す指標です。

たとえば棚やテレビスタンドで「耐荷重30kg」と書かれていれば、
その上に静かに30kgまでの物体を載せても、変形や破損が起こらないという意味です。 耐荷重は主に静的な重力方向の荷重(=上からかかる重さ)を想定しており、
地震のような横方向や揺れによる衝撃は含まれません。

耐震荷重とは

一方の**耐震荷重(Seismic Load Capacity)**は、
地震の揺れに伴って発生する力(加速度・衝撃)にどれだけ耐えられるか」を示します。

地震時には物体に上下・左右・前後方向から強い力が瞬間的にかかります。
このとき、単なる重さよりもはるかに大きな力が構造物や固定部に作用します。 耐震荷重は、こうした動的な衝撃(加速度)を考慮した耐力であり、
耐荷重とは全く異なる設計基準で評価されます。

違いを一目で整理

項目耐荷重耐震荷重
想定される力静止した重さ(静的荷重)地震時の揺れ・衝撃(動的荷重)
主な方向重力方向(下向き)横・縦・前後方向の複合力
測定方法静的試験(一定の重さを載せる)耐震試験(加振台での揺れ再現など)
表示例耐荷重30kg震度7クラスの地震波試験に耐える
主な目的物の重さに耐える地震で倒れたり落下しないようにする

*「耐荷重150 kg」とは、この製品で安全に固定できる家具の重さの上限を示しています。用途が転倒防止であっても、正確には「対応家具重量:150 kgまで」という表現のほうが適切です。

実際の製品選びでは

たとえば、テレビスタンドや実験機器台のような設置物の耐震グッズを選ぶ際、
**「耐荷重だけでなく、耐震性能が試験で確認されているか」**を必ず確認することが重要です。 静止時に問題なくても、地震の揺れで簡単に倒れてしまう製品もあります。
耐震試験を実施し、震度6〜7クラスの揺れに耐えることが確認された製品なら、
「耐震荷重」に基づく安全設計がなされているといえます。

プロセブン製品は「耐震荷重」表示の信頼ある日本製

プロセブンの全製品は、日本国内で開発・製造・試験まで一貫して行われています。
特に耐震性能については、震度7クラスの揺れを再現した耐震試験を実施し、安全性を確認しています。

そのため、プロセブンの製品に記載されている数値は「耐荷重」ではなく、実際の地震を想定した**耐震荷重**に基づいています。
これは単なる静的な重さに対する強度ではなく、地震時の衝撃や加速度に耐える実証済みの性能値です。安心してお使いいただけるよう、プロセブンは今後も日本品質の耐震技術を追求してまいります。

まとめ

  • 耐荷重=「重さ」に耐える力(静的)
  • 力の方向は 垂直方向(下向き)
  • :棚に載せられる最大重量、床の耐荷重。

  • 耐震荷重=「揺れ」に耐える力(動的)
  • 力の方向は 水平方向+複雑な揺れ
  • :建物や家具が地震で倒れない、壊れないための強度。

両者は似て非なるもの。地震対策を考える際は「耐震荷重」に注目を。