自宅オフィスでの備えと意識改革
新型コロナウイルスの影響をきっかけに、テレワークは多くの企業で定着しつつあります。しかし「職場=会社」だった時代と違い、自宅で働くという新しい働き方は、防災においても新たな視点と対策が求められています。
今回は、“在宅勤務中の災害”を想定した、防災対策と意識改革について考えてみましょう。
テレワークでは、災害時も自宅にいる可能性が高くなります。これは「在宅避難」がしやすい一方で、「会社が守ってくれる」から「自分で備える」への転換が必要です。
在宅勤務中に地震や災害が発生した場合、次のような問題に直面するかもしれません:
【1】作業スペースの安全確認
【2】通信と電源の確保
【3】備蓄品の見直し
勤務中に災害が起きた場合、会社に連絡するタイミングや手段を事前に共有しておくことも重要です。
会社にいるときと違い、在宅勤務中は自分の身を守るのも自分自身。働いているからこそ、地震や停電に冷静に対応できるように、“生活と仕事”の両面から備えておくことが求められます。
テレワークの普及は、新しい働き方だけでなく、新しい防災の形を私たちに問いかけています。
自宅での安全対策、通信・電源の確保、家族との連携——今できる備えが、いざという時にあなたと大切な人を守ってくれます。
「会社が守ってくれる」から「自分で備える」への転換が必要です。