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首都直下型地震が起こるとどうなる?企業が今から進めたい地震対策とBCPのポイント

首都直下型地震は、いつ発生してもおかしくない大規模災害として長年警戒されています。特に首都圏には企業や行政機関、物流拠点が集中しているため、一度発生すると人的被害だけでなく、事業継続にも大きな影響が及ぶ可能性があります。

「首都直下型地震とは何か」「通常の地震と何が違うのか」「保険に入っていれば十分なのか」といった疑問を持つ企業担当者の方も多いのではないでしょうか。 この記事では、首都直下型地震の特徴や想定される被害、企業が取り組むべき地震対策についてわかりやすく解説します。大企業だけでなく、中小企業や小規模店舗でも実践できる対策も紹介しますので、オフィス防災やBCP策定の参考にしてください。

The Importance of Corporate Disaster Preparedness Awareness in the Face of Potential Direct-Hit Earthquakes

首都直下型地震とは?

首都直下型地震とは、首都圏の地下浅い場所を震源として発生する大規模地震の総称です。 一般的な地震との大きな違いは、「被害が人口や企業の集中するエリアで発生する可能性が高い」点にあります。

首都圏には多くの企業の本社や支店、工場、物流センターが集まっています。そのため、建物の損傷だけでなく、交通網の停止、通信障害、サプライチェーンの寸断など、事業活動そのものに広範囲な影響が及ぶことが想定されています。 また、都市部特有の課題として、避難者の増加や帰宅困難者の発生も問題になります。企業には従業員の安全確保と事業継続の両面から備えが求められます。

Disruption of Transportation Networks During a Direct-Hit Earthquake

首都直下型地震が起こると企業は何に困るのか

オフィス内の転倒・落下による被害

地震発生時に最も身近な危険の一つが、家具や設備の転倒・落下です。 オフィスでは以下のようなものが転倒・落下するリスクがあります。

  • ・キャビネット
  • ・書庫
  • ・サーバーラック
  • ・複合機
  • ・モニター
  • ・パーテーション
  • ・在庫棚
  • ・店舗の商品陳列棚

これらの倒壊や落下は、従業員の負傷につながるだけでなく、業務停止の原因にもなります。 特に近年のオフィスはフリーアドレス化やレイアウト変更が進んでおり、従来の固定方法では対応が難しいケースも少なくありません。

業務停止による損失

建物が無事であっても、オフィス機器やサーバーが被害を受ければ業務継続は困難になります。 例えば、

  • ・パソコンやモニターの破損
  • ・通信機器の故障
  • ・サーバー停止
  • ・商品や在庫の落下・破損

などが発生すると、顧客対応や受発注業務が停止する可能性があります。 BCP(事業継続計画)の観点では、建物だけでなく業務に必要な設備や資産を守ることも重要です。

サプライチェーンへの影響

首都圏は物流や商流の中心地でもあります。 自社拠点が無事であっても、

  • ・取引先の被災
  • ・物流の停止
  • ・部品供給の遅延
  • ・配送網の混乱

によって事業活動に影響が出る場合があります。 そのため企業防災では、自社だけでなく取引先や協力会社を含めたリスク管理も必要になります。

見落とされがちな「長周期地震動」にも注意

高層ビルが多い首都圏では、通常の揺れだけでなく長周期地震動にも注意が必要です。

長周期地震動とは、大きくゆっくりとした揺れが長時間続く現象です。高層ビルでは上層階ほど揺れが大きくなることがあり、家具や什器、設備が移動したり転倒したりするリスクがあります。 特に、

  • ・高層オフィス
  • ・高層マンション内の事業所
  • ・都市部のテナントオフィス

では事前対策が重要です。 長周期地震動の詳しいメカニズムや特徴については、別記事でも解説していますのであわせてご覧ください。

Offices on Upper Floors Should Be Aware of Long-Period Earthquake Motions

保険だけで安心とは言えない理由

地震保険や各種損害保険は重要な備えの一つです。しかし、保険は主に被害発生後の経済的負担を軽減するためのものです。 例えば、

  • ・従業員の負傷
  • ・業務停止期間中の機会損失
  • ・顧客対応の遅延
  • ・取引先からの信頼低下

まで完全に補えるわけではありません。

企業に求められるのは、「被害を受けた後の対応」と「被害を受けにくくする事前対策」の両立です。 そのため、保険加入と併せて実践的な地震対策を進めることが重要になります。

企業が今すぐ取り組める地震対策

家具・設備の転倒防止対策

最初に取り組みたいのが、オフィス内の転倒防止です。

特に重量物や高い家具は優先的に対策を行いましょう。 確認したいポイントは以下のとおりです。

  • ・書庫やキャビネットは固定されているか
  • ・サーバーや精密機器に対策が施されているか
  • ・棚の上に重い物を置いていないか
  • ・商品や展示物に落下防止対策があるか

設備保護は従業員の安全確保と事業継続の両方につながります。

Staff rockers are secured by Pro7 Anti-Seismic product.
キャビネット耐震金具KPS5-1

工事不要で導入しやすい耐震対策を活用する

地震対策の必要性を理解していても、

  • ・壁や床に穴を開けられない
  • ・賃貸オフィスで工事が難しい
  • ・営業を止められない

といった理由で対策が進まないケースがあります。そのような場合には、耐震マットや転倒防止製品など、工事不要で導入できる対策も選択肢になります。 例えば、

  • ・壁や床、対象物への穴あけが不要
  • ・対象物の移動や買い替え時に取り外ししやすい
  • ・専門業者による施工が不要
  • ・稼働中のオフィスや店舗でも設置しやすい

といった特徴を持つ当社製品であれば、日常業務への影響を抑えながら対策を進めることができます。 また、震度7で検証されているので、設備保護の一助となります。

中小企業・小規模店舗でもできる対策

企業防災というと大企業向けの取り組みをイメージするかもしれません。しかし、従業員数が少ない企業や店舗ほど、一度の被災が経営へ与える影響は大きくなる可能性があります。 例えば、

  • ・商品棚の転倒防止
  • ・レジや電子機器の固定
  • ・ガラス飛散対策
  • ・非常用品の備蓄
  • ・緊急連絡体制の整備

などは比較的取り組みやすい対策です。 「まず何から始めるべきか分からない」という場合は、人命に関わる転倒防止・落下防止対策から優先的に進めることをおすすめします。

Earthquake preparedness for small businesses is critical to their survival

首都直下型地震に備える

首都直下型地震は、都市機能や企業活動に大きな影響を及ぼす可能性のある自然災害です。 重要なのは、建物の安全性だけに目を向けるのではなく、オフィス内の設備や什器、商品、情報資産を含めた総合的な地震対策を行うことです。

保険による備えも重要ですが、被害を最小限に抑えるためには転倒防止や落下防止などの事前対策が欠かせません。BCPの実効性を高めるためにも、自社のオフィス環境や店舗環境を見直し、できることから着実に進めていきましょう。

また、企業だけでなく一般家庭でも家具固定や耐震マットの活用、非常用品の備蓄、避難経路の確認などを行っておくことが大切です。日頃の小さな備えが、万が一の際の安全につながります。

地震発生時の被害を抑えるためには、家具や設備の転倒防止・落下防止対策が重要です。

当社では、壁や床への穴あけ不要、工事不要で導入できる耐震対策製品をご提供しています。対象物の移動やレイアウト変更にも対応しやすく、稼働中のオフィスや店舗でも設置が可能です。 まずは自社の課題に合った対策方法を確認してみませんか。耐震マットや転倒防止製品の詳細は商品ページをご覧ください。ご不明点はお気軽にお問い合わせください。